【終戦特別企画】「母べえ」 [映画]

日本が太平洋戦争に突き進んでいく激動の時代を生きた家族の物語を、名匠・山田洋次監督が描く。吉永小百合の精魂を傾けた名演技が深い共感を呼ぶ感動作!


昭和15年(1940年)、野上家では母親のことを「母べえ」父親のことを「父べえ」と呼んでいた。

娘の初子と照美は、そのふたりの大きな愛に包まれて育ち、家庭には平穏があった。

だが日中戦争の激化とともに国情は大いに変化し、文学者だった父は治安維持法の厳罰化に伴い同法違反の思想犯として投獄される。

残された三人はそれでも父を信じ、そして彼女らの家を温かい目で見つめる人々が去来するのだった…。



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